お話をきかせて

無名のアイドレスプレイヤーのアイドレス日記です。
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クリスマスプレゼント準備SS
 プレゼントのお品書き

手編みのマフラー
・ハンドクリーム
・向日葵のポストカード
・ユリのポストカード

 一目一目に想いを込めて。
 風邪引きませんように。手が荒れてひび割れ起こして痛い思いしませんように。

 私が贈ったプレゼント喜んでくれますように。


/*/


「できましたわ〜」

 FEGの自称・不良文族、芹沢琴は満足気に仕上がったそれを広げ、にんまりと微笑んだ。

 赤からグラデーションで徐々にピンクに変わっていくデザインの。手編みのマフラーだ。

 先程手芸店はーとくらふとさんにて作らせていただいた一品だ。一応編み物は初めてではないが、人様に贈るものを作るのは初めてな訳で。丁寧に指導して下さった店員さんが有り難かった。

「レムーリアでも冬、寒いんでしょうかねぇ」
 呟きながらマフラーをラッピングし。少し前に会った小柄な少女を思い浮かべた。
 確か給仕が仕事だと言っていたけど、給仕って要は家政婦さん、またはメードさん。こちらだと機械で多少楽ができる仕事でも、それらが使えない世界ではまだ手作業で行っているだろうし。きっと冬なんか、すぐ手が荒れてしまうんじゃなかろうか。………機械で多少楽させてもらっている人間も、ハンドクリームは必需品な訳だし。

「と、そだ。ハンドクリーム」

 芹沢は思い付くと、自身の愛用のハンドクリームの替えをガラス瓶に移し替え、蓋を閉じると割れないよう厚紙でくるんでからそれもラッピング袋の中に入れる事にした。

「あ、そうだ」

 もう、この際だ。と芹沢は自身の机の引き出しをがさごそ漁りだし、ポストカードの束を取り出した。

 一枚一枚見てから、向日葵の絵のものとユリが描かれたものを一枚ずつ取り出し、それも袋に入れた。

 向日葵は、彼女と初めて出会った時の思い出の花だ。そして、ユリも・・・・・・・・・。

「明乃ちゃん、本当は何の花好きなんでしょうかねぇ」

 また、今度聞いてみよう。
 そんな事を思いながら、袋に封をして飾りリボンを付けると、今度は便箋を取り出し手紙の内容を考える事にした。
文族のお仕事 21:10 comments(0)
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